税理士報酬の考え方

経営者の皆さまが税理士を探す際に、まず気になるのが年間の税理士報酬がどれくらいになるかではないでしょうか。

これは、初めて税理士をつけるか検討される方でも、既に顧問税理士がいる場合の税理士変更の検討でも同じかと思います。

本記事は、この規模でこの金額であれば税理士報酬が高い・安いといった報酬相場の話ではなく、税理士への報酬はこのように考えていただければいいなと思い投稿しております。

結論からいうと、「支払った年間の税理士報酬に見合うサービス、それを超えるサービスを受けられるかどうか」で年間報酬が高い・安いという判断をして頂ければ良いと考えています。

例えば年間の報酬総額が50万円だったとして、会計帳簿を作成する手間が省けて決算前に数十万円の節税対策をしっかりとれたというケースであれば、支払った税理士報酬と節税額を差し引くと、実質タダで帳簿作成をしてもらえたことになるので、結果的には税理士報酬は安いということになります。

このように年間の報酬総額の額面金額だけを見るのではなく、別の側面からも検討してもらうと決め手を見つけやすいのかなと思います。

最終的には税理士との相性が一番重要ですので、面談等を通して相性のいい税理士を見つけて頂ければと考えております。