小規模企業共済は、独立行政法人 中小企業基盤整備機構という国の機関である中小機構が運営している退職金制度です。
中小企業や個人事業主には大企業のような退職金制度がないため、このような制度を使って将来受け取ることができる退職金を安定的に積み立てることができます。
加入に際しては、いくつか条件はあるものの一定期間の掛金を払い続ければ元本割れをすることなく掛金が戻ってくる制度であるため、メリットが大きい制度であるといえます。
小規模企業共済の主なメリットは以下の3点です。
➀ 掛け金を全額所得控除となる。(年間最大84万円、月々最大7万円を掛けることができます。)
➁ 満期で受け取る際に税負担の軽い所得として受け取ることができる。(退職所得or公的年金の雑所得)
③ 資金が必要な際に低金利・無担保・無保証で借入をすることができる。(諸条件・要件あり)
④ 掛け金は自由に設定変更が可能(下限・上限はあり)